またも繰り返されたイランのイスラエルとの対戦拒否

 クロアチア・ザグレブで行われた「ザグレブ・オープン」の男子フリースタイル86kg級で、イラン選手がイスラエル選手との対戦を避けるため試合を棄権した状況が起こった。

 同級は、抽選の結果、イランのハディ・ヴァファイプールが1回戦でスイス選手との対戦で、勝てばイスラエル選手が相手。VAFAEIPOURは計量せず、失格となった。

 イランは「体重オーバー」と説明したが、同国の常套手段。イラン政府の方針として、イラン選手がイスラエル選手と対戦しないという根深い問題は、長い間、スポーツ界の問題として存在するが、計量のあるレスリングでは、体重規定を満たしていなければ出場できないのは当然。2022年世界選手権でも同様なことがあったが、問題とすることはできなかった。

 柔道では、イスラエル選手との対戦を巡って国から出場辞退するよう圧力をかけられていたことを明らかにしたイラン選手がいて、国からの制裁を恐れて亡命。国際柔道連盟はイランを4年間の資格停止処分を下した。同選手はモンゴルに国籍を変え(現在はアゼルバイジャン国籍)、その後、棄権した相手のイスラエル選手と闘っている。

▲イスラエルとの対戦を避けたハディ・ヴァファイプール

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