米国・シカゴで公式戦開催…世界レスリング界で約3ヶ月半ぶり

米国・シカゴで行われた「Rumble On The Rooftop」

新型コロナウィルス拡大のため、どの国でも大会の中止が相次いでいるが、6月28日(日)、米国・シカゴでワンマッチ11試合による「Rumble on the Rooftop」が行われ、無観客だが、コロナ禍以降、初めてと思われる大会が開催された。

ビルの屋上でおこなわれ、有料テレビ(19.99ドル=約2143円)で放映された。公式戦として開催された大会は、3月中旬の東京オリンピック・パンアメリカン予選(カナダ・オタワ)以来と思われる。

毎年5月にニューヨークで行われている「Beat the streets」のシカゴ版。メーンイベントは、今年3月のパンアメリカン選手権・男子フリースタイル79kg級優勝のジェーソン・ノルフが、1月の「マテオ・ペリコネ国際大会」(イタリア)・男子フリースタイル65kg級2位のジョーダン・オリバーを4-1で破った。

両選手とも全米学生(NCAA)選手権を制した選手で、来年に延期された東京オリンピック出場を目指している。