リオ王者のウラジーミル・キンチェガシビリ(ジョージア)が陽性で最終予選に不出場

 

世界レスリング連盟(UWW)は4月30日、2016年リオデジャネイロ・オリンピックの男子フリースタイル57kg級優勝のウラジーミル・キンチェガシビリ(ジョージア)が新型コロナウィルスに感染し、5月6日からの世界最終予選(ブルガリア)に不出場となったことを明らかにした。

同選手はオリンピックのあと、61kg級を経て65kg級でファイト。2019年欧州大会で2位入賞の実力を見せたが、同年の世界選手権で東京オリンピックの出場枠獲得ならず。今年3月の欧州予選でも3位に終わっていた。

キンチェガシビリは「私の同僚が出場枠を取ることを願っています」とコメント。これがオリンピックをあきらめた言葉なのか、その場合は国内で代表争いが行われるのかは不明。同国からのエントリー選手は明らかにされていない。

オリンピックの道が遠のいたウラジーミル・キンチェガシビリ(ジョージア)