レスリングのスリランカ代表幹部が大会中に失踪 不法滞在目的か=AFP

 

【AFP=時事】レスリング・スリランカ代表のマネジャーが、世界選手権(2021 World Wrestling Championships)が開催されていたノルウェーで失踪していたことが分かった。同国レスリング連盟(WFSL)の会長が11日に明かし、欧州に不法滞在しようとしている可能性もあるという。

WFSLのサラス・ヘワビタラナ(Sarath Hewavitharana)会長によれば、ドナルド・インドラワンシャ(Donald Indrawansa)氏は、大会3日目に宿泊していた首都オスロのホテルから姿を消し、帰国した8日にもチームに合流しなかったという。

AFPに「彼はスイスに入国しようとしているのではないかと疑っている」と語ったヘワビタラナ会長は、「彼がバスの乗車券を買おうとしているのを見たスリランカ人がいた」と続けた。

ヘワビタラナ会長はまた、インドラワンシャ氏の失踪についてオスロ警察とノルウェー当局に通報したと明かした。 「当局に通報した以上、彼がオスロにとどまることはあり得ない」 「彼は欧州の他の国に、おそらくはスイスに行きたがっているだろう」

スリランカはこれまでにも、スポーツ選手が国際大会中に失踪したことで知られている。  2014年に韓国で行われた第17回アジア競技大会(17th Asian Games、Asiad)では、2人の選手が逃亡して行方不明となり、2007年には三段跳びのコーチがイタリアで姿を消した。

また、2004年にドイツで開催されたある大会では、ハンドボールのチーム全員が失踪したこともあった。当時スリランカにはハンドボールの代表チームが存在しておらず、身分を偽った23人の集団はドイツに潜入して行方をくらませた。この失踪劇は2008年、イタリアとスリランカの共同製作によって映画化された。

【翻訳編集】 AFPBB News