アゼルバイジャンの元世界王者が2年連続のセルビア開催に失望?

 

昨年の男子グレコローマン92kg級の世界チャンピオン、ラフィク・フセイノフ(アゼルバイジャン)は、来年の世界選手権が今年と同じセルビア・ベオグラードで行われることに対し、UWWのインスタグラムに「なぜブダペストではないのですか? 世界選手権が2年連続ベオグラードで行われるのは、組織のイメージを損なう可能性があると思う」と書き込んだ。利権にからんだ選択、との推測をもたれてしまうからだという。

UWWは、ベオグラードのほか、バクー(アゼルバイジャン)イスタンブール(トルコ)も候補に挙がっていたことを報じた。32歳のフセイノフは、来年が最後の世界選手権になることを予想している。「もちろん、バクーで闘いたかった。しかし、地元で勝つと、地元びいき判定と言われる。イスタンブールで闘いたかった」と言う。

ブダペストは、個人的に好きであることと、ホテルがアリーナの隣にあるので、選手にとって非常に便利なので、そこでやってほしかったそうだ。