東京オリンピックのマットに立てるか、エドモンド・ナザリアン(ブルガリア)

18歳で欧州チャンピオンに輝いたエドモンド・ナザリアンと父アルメン(ブルガリア)

ロイター通信は2月27日、男子グレコローマンでオリンピック2連覇を達成したアルメン・ナザリアンの息子、エドモンド・ナザリアン(ブルガリア=今年1月に18歳)が、父の後を追い、オリンピックで金メダルを首からかけることを描いていることを報じた。

エドモント・ナザリアンは先月の欧州選手権55kg級で、準決勝で2018年世界王者のエルダニズ・アジズリ(アゼルバイジャン)にフォール勝ち。決勝では前年王者のビタリ・カバロエフ(ロシア)を破り、欧州チャンピオンに輝いた。

それまでにも、欧州カデット選手権で2度優勝し、2018年ユース・オリンピックでは3位に入賞するなど“二世選手”としての実力は発揮していたが、シニア初の国際大会でビッグ・タイトルを獲得。「オリンピックの金メダルは私の最大の目標です。その喜びを経験するため、すべての困難を克服するつもりです」とコメント。オリンピック優勝を達成したら、「父の記録を目指します」と話している。

父・アルメンは、オリンピック階級の60kg級で勝ち抜けるかどうか懐疑的な気持ちを表しつつも、「勇気があって攻撃的な選手だ。リアル・ファイターだ」と、その敢闘精神を評価。「4月末にはソフィアで行われるオリンピック予選に出場するだろう」と話した。

ブルガリアの60kg級には、2013年同級世界王者で昨年の世界選手権7位のイボ・アンゲロフがいる。この階級の欧州選手権代表のアブグスティン・スパソフ(9位)とともに、まず国内での代表争いが待っている。