米国の「クリフ・キーン・クラブ」がセルゲイ・ベログラゾフ・コーチとの契約を延長

相変わらずの名伯楽ぶりを見せているセルゲイ・ベログラゾフ・コーチ=米国協会サイト

米国ミシガン州のクリフ・キーン・クラブは5月6日、東京オリンピックが1年延期されたことにより、セルゲイ・ベログラゾフ・コーチとの契約を延長することに合意したと発表した。

ベログラゾフ・コーチは2年前に同クラブのコーチに就任。昨年9月の世界選手権(カザフスタン)で、男子フリースタイル57kg級のスティバン・アンドリア・ミチッチ(父の国籍のセルビア国籍を選択)と86kg級のマイリー・ナゼム・アミネ(母の母国のサンマリノ国籍を選択)の2人のミシガン大出身選手をともに5位入賞させ。オリンピック出場枠を取らせた。

他にも、世界ジュニア選手権の優勝を勝ち取らせたことを筆頭に、強豪選手を育成している。

同コーチは1994~98年に日本でコーチを務め、和田貴広・現国士舘大コーチを世界選手権で2位に育てるなど、日本のレスリングにも貢献している。