UFCで活躍したマーク・コールマンが、火事の中から両親を救い、自分自身も生き残る

 米メディアによると、米国の元レスリング&総合格闘技選手のマーク・コールマン(59)は3月12日、自宅で火災に遭遇。家族は寝ていて、「ハマー」という愛犬に起こされたコールマンは、両親の部屋に急いで救出。それから犬を救うために燃えている家に戻った。

 しかし、その時までに煙を吸い込んでおり、愛犬を火の中から引き上げることができず、意識を失ったという。幸い、到着した救助隊員に救助され、死から救うことに成功した。集中治療を受けることになったが、現在は回復しているという。

 コールマンはオハイオ州立大学時代の1988年に全米大学選手権で優勝。その後、フリースタイルの選手として活躍し、1991年世界選手権100kg級で2位。

 1997年に総合格闘技イベント「UFC」でデビュー。多くの格闘家が集まる大会で強さを発揮。初代ヘビー級チャンピオンとなり、この種の闘いに不向きでは、と思われたレスリング選手の体力と格闘能力は総合の世界で十分に通用することを証明した。

 日本のイベント「PRIDE」の2000年 グランプリでも優勝していた。

▲愛犬は失ったものの、火事から家族を救い、自らも助かったマーク・コールマン

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